理財家

理財家とは、日本の古い言葉でお金持ちや資本家、また経済などに対して深い知識を持った人のことを指しています。
資本家は、企業などに資本を提供することで、その企業の意思決定能力を有し利益の配分を受け取る人のことを言います。

私たちがお金をもらうためには、自分の持っている何かの価値を提供し、その提供を受けた人から対価としてのお金を受け取るという形がとられています。
例えば、労働者と経営者は、それぞれに自分の持っている能力提供することによってお金を得ている人たちになります。

まず労働者であれば、自分自身が実働し時間を割いて働く事により、自分の労働力を提供してその対価にお金をもらいます。このために得られるお金は、労働者で自身が稼げる範囲の量になります。

次に経営者であれば、自分自身が実働し時間を割いて働く事により、労働者をまとめ、その労働力を提供して対価にお金をもらいます。このために得られるお金は、労働者たちが稼いだお金から、労働者への対価を支払った残りのお金の量になり、労働者を多くまとめればそれだけ量も増える事になります。

また投資家であれば、自分自身の代わりにお金を使って利用する事により、投資を行ってお金自体を増やす事で、その差益のお金を手にします。このために投資によってどれだけ差益を出せるのかによってお金の量は変動し、場合によってはリスクによって損失を被る事になります。

そして資本家の場合は、自分自身の代わりにお金を使って利用する事により、資金の提供者として経営者や投資家にお金を渡し、そこから得られる金利などのお金を手にします。このために経営者や投資家がどれだけ利益を上げてそれを配分してくるのかによってお金の量は変動しますが、大きな量のお金を手にすることが可能になります。

このように、投資家と資本家はお金を使ってお金を得る事になりますので、自分自身が労働する必要はないために、人に使われるようなことはなく、また資本家であれば、自分自身で投資を行う必要もないため、時間的な制約からも外れながら、お金を得ることができるようになります。

労働に縛られず、また時間的な制約を受けないということは、現代の社会で生活を営む上では大きなメリットになりますが、お金を使ってお金を得るというという性格上、ある程度のリスクを背負う事になります。

例えば、投資家であれば、投資に失敗して資産を失うという事が考えられますし、また利益と損失のバランスによっては収益が望めないということもあるでしょう。また、投資のリスクを低く抑えれば、それだけ収益も下がるということも起きます。

また、資本家では自分の範囲の及ばないところに、資金を提供する事になりますので、例えば資本を出した企業が倒産などしたら、提供した大きな資金はそのまま失われてしまう可能性もあるのです。