投資理財

投資理財とは、中国では金融と投資、またはファイナンスなどの意味になり、日本では資産の運用や財務を指すことになります。財務とは会社や団体などが収入や支出を通じて行う経済行為や経済状態の事を指しています。

会社を起業などし、自らが経営を執り行う立場になると様々なことを学んで実践していかなくてはなりませんが、そうした中の項目の一つに会社を経営するための資金などにかかわってくる、財務というものがあります。

財務とよく似ており、同じように資金などの事柄に関するもので、会計という言葉があり、この二つはよく混同をされますが、実は大きな違いがあります。

会計で行われることは、企業の中を通過していくお金の流れを記録するものになり、例えば商品を売り上げたことによって得られる収入と、物を強いれることによって出ていく支出とを記録して残していくことをします。
これによって、経営側は現在の企業の状態を知ることが可能となり、どのように次の業務計画を立てたらよいのかなどの指針にしていきます。

また、会計では決まった期間の会計情報を、定められた書式にまとめて決算書を作成し、これを株主、債権者などに対して提出、開示するという事も行われます。
これによって、株主や債権者に対して企業の経営の状態を知らせることができるようになります。

つまり、会計では過去の業績を追いかけて、それを記録して様々な用途に用いるという事を行うことになるのです。

これに対して財務では、事業の計画などに従い、その計画を実行するためにはどのような資金調達をすべきなのかを考えてそれを実行します。
このために、銀行などの金融機関に対して融資を受けるための折衝を行ったり、資金を増やすために株式の発行などを行ったりします。

また企業に蓄えられた資産の確認と管理を行い、また、これを資産運用し、増やすことなどを行いながら、企業の資金を集めていきます。

これにより、財務では未来の業務を考えて、その実行に必要な資金の調達を行い、得た資産を増やし、企業の持っている能力を最大限に引き出す方法を考えて実行していくことになります。

このように、企業にとって財務、ファイナンス、投資理財という考え方はなくてならないものになり、この財務を行っていくためには大きく三つの基本概念があります。

一つ目が、自分の企業に対してどのような事業展開をしていくのか、その計画に対してどれだけの資金を投資していくのかという事、二つ目がその計画を実行するために資金の調達方法を考え、調達してくる事、三つ目が得られるであろう利益を、株主や債権者にたいしてどのぐらい分配するのか、という事になり、企業の価値を最大限にするために、こうしたことを財務では行っていくのです。